Column
コラム
こんにちは。デンタルサポ-ト歯科事業部の髙尾です。
学校や多くの企業では4月より新年度がスタートしました。
歯科医院でも、スタッフの入職などにより環境が変わったところも多いのではないでしょうか。
さて、2024年度の診療報酬改定が6月1日に施行されますが、対策は講じていらっしゃいますか。
まだの歯科医院は必見。今回は改定前の今、見直ししておいた方がよいポイント3つをお伝えします。
目次
今の体制のまま訪問歯科診療を継続した場合「売上は上がるのか、下がるのか」は把握できていますか?
今回の改定では、一部の歯科医院の売上が大きく変化する可能性があります。
改定後の売上を正確に検証するのは難しいので、歯科訪問診療の算定について考えてみましょう。
現在の算定している歯科訪問診療料訪1~3は、改定後では訪1~訪5のどれに該当しますか?
介護施設などで一度に大勢の患者様の診療をしている歯科医院は注意が必要です。
改定後の売り上げについては過去のコラムで詳しく解説しています。
診療報酬改定から考える今後の訪問歯科診療(公開日:2024年3月27)
「歯科訪問診療料改定から考える」今後の経営戦略(公開日:2024年2月28日)
また、2024年度は介護報酬改定もあり、施設から歯科医院へ今まで以上に連携を求める動きが出てきています。
したがって、歯科医院としては算定のメリットが少ないですが、施設からの連携依頼は増えるでしょう。
そのため、対応する場合は人員配置や体制を早急に整備する必要があります。
効率性や売上を考慮して、現状のスタッフで対応するのか、組み直しするのかを考えなくてはなりません。
今後の体制づくりに不安を感じている院長先生は無料相談をご利用ください。
診療報酬改定後、歯科衛生士がどのような役割を訪問歯科診療の中で担っていくかが重要になります。
したがって、歯科衛生士が専門職として、訪問先の施設やケアマネジャーとどのように関わり、どのように連携を図るのかなど、役割と歯科医院としての方針を明確にして指示をする必要があります。
今後は歯科衛生士が単独で訪問する機会が増えると想定されます。
歯科医院の方針が定まっていれば、歯科衛生士は己の職務を遂行してくれるでしょう。
また、4月はスタッフの入れ替わりが多い時期です。
現状のスタッフのスキルで対応可能かどうかの判断も必要です。
新しいスタッフ(外来)に訪問を勉強の場として一度は担当させるべきなのかなど人材育成に関するお問い合わせや相談が非常に増えています。
人材育成や活用のご相談もデンタルサポートにお任せください。
2024年度の春闘では大手企業を中心に高い水準の賃上げの妥結が相次ぎました。
歯科医院でも期待をしているスタッフもたくさんいるのではないでしょうか。
この世間の賃上げの波に対して、医院経営者としてどのような判断をするかも非常に重要です。
確かに「人手不足解消のため、業績にかかわらず賃上げする」という企業やクリニックも多くあります。
しかし、人材の採用と定着において、賃上げだけが重要な要素ではありません。
仕事や働き方の価値観の変化に着目し「4勤3休を導入する」「午前勤務や午後勤務だけを選べる」など勤務時間を柔軟にしている歯科医院も出てきています。
医院経営において、スタッフは非常に重要な人的資源です。
この機会に雇用条件を再検討してみてはいかがでしょうか。
今回は診療報酬改定前にやるべきことを3つお伝えしました。
2024年度の介護報酬の改定では、介護施設と歯科医院の連携強化が求められています。
現在、当社には介護施設からの歯科連携への問い合わせが増えてきています。
今後は訪問歯科診療の売上確保のためにも、施設との連携を含めて、さまざまな角度から歯科医院経営としての判断をしなくてはいけません。
当社には介護施設との連携や関係構築のサポートの実績がございますので、この機会にぜひご相談ください。
デンタルサポートでは、訪問歯科診療のサポートの他、歯科採用の支援もおこなっております(初回相談無料)。
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