Column
コラム
こんにちは、デンタルサポート歯科事業部です。
訪問歯科診療をはじめる時に「何を準備したらいいですか」との質問を非常に多くいただきます。
訪問歯科診療では治療をしっかり行っていても書類の不備でクレームに繋がる場合や算定条件を満たさない場合があります。
そこで、今回は「訪問歯科診療 書類準備編」をご紹介いたします。
前回のコラム 訪問歯科診療を始める前に必読!準備編
目次
訪問歯科診療では受付する際に必要な確認事項が多数あります。
それを電話で確認するとかなりの時間を割く必要があり、間違いも起こりやすくなります。
そこで必要になるのが「診療申込書兼同意書」です。
「診療申込書兼同意書」に確認事項を記入していただき、診療を申し込んでいただきます。
訪問歯科診療の依頼は、ケアマネージャーもしくは患者様のご家族がされることが多いと思います。
訪問歯科診療を開始する際、歯科医院近隣のケアマネージャーの事業所をご挨拶に回り、「診療申込書兼同意書」を渡しておきましょう。
訪問診療希望者がいる、または相談があった際はFAXをしていただきます。
ご家族には受付に提出、もしくはFAXしていただきます。
申し込み用紙は受付でお渡しする他、歯科医院HPでダウンロードできるようにしておくと便利です。
※初回訪問日が決定しましたら、ケアマネージャーへの連絡を忘れないように気を付けてください。
「居宅療養管理指導契約書」は在宅などで訪問診療を行い、介護算定をする場合に必要になります。
契約を結ばないと介護算定をすることができません。
初回訪問時の診療前に契約を結ぶことが必要です。
契約に関して事前に説明を行っておくと、現場でスムーズに契約が行えます。
「治療内容報告書」は訪問診療後に、患者様やご家族への説明、施設職員への報告などで使用します。
在宅などでご家族やキーパーソンが不在時でも、どのような治療を行ったのかが明確になり、トラブルを防ぎます。
その他、不測の事態により担当医が急遽変更した場合に、以前の治療内容を振り返ることもできます。
「居宅療養指導情報提供書」は介護算定の居宅療養管理指導を算定した場合に必要になります。
担当ケアマネージャー宛の情報提供書になります。
「訪問歯科衛生指導説明書」は施設などで歯科衛生士による口腔ケアなどを行い、訪問歯科衛生指導料を算定した場合に必要になります。
訪問歯科診療をはじめるには契約や算定に関するさまざまな文書が必要になります。
また点数改定などによって書式の変更が必要な場合があります。
当社では、この他にも業務をスムーズに行うための書類テンプレートや準備方法などのマニュアルを用意しております。
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