Column
コラム
こんにちは。デンタルサポートWebディレクターの岩坂です。
前回、医療広告ガイドラインに抵触せずにビフォーアフター画像を掲載する方法について、解説させていただきました。
医療広告ガイドラインに抵触せずビフォーアフター画像を掲載するルール
医院ホームページを運営していると、ビフォーアフター写真を含め、ブログ投稿で画像を「編集」する場面も多いと思います。そのためには、医院ホームページやInstagramなどのSNSといったさまざまなプラットフォームに合わせて最適な形に画像を編集するためのツールと編集のコツを押さえておくことが重要です。
今回は、院長先生や医院スタッフ必見の便利な無料のおすすめツールと画像加工・編集方法について紹介していきます。
目次
ホームページで使う画像を自作する際、最低限できた方が良い編集機能があります。
プロでなければ、高度な技術は必要ないので、ひとまずこの3つができれば、十分です。
一つずつ解説していきます。
画像の余分な部分をカットし、必要な範囲だけに調整することを「トリミング」と言います。
カメラの構図と同じで、どこを切り抜くかにより見え方が大きく変わります。
トリミングをすることで、訴求したい被写体をクローズアップでき、画像の持つイメージを伝えやすくすることができます。
写真や画像を拡大・縮小して任意のサイズに変更する編集のことを「リサイズ」と言います。
画像サイズはそのままファイルサイズに影響します。画像の読み込みに、時間がかかる主な原因は画像のファイルサイズが大きいからです。
ファイルのサイズが大きいほど、Webページの処理量が多くなります。
画像を最適化することで、ホームページをより高速で見やすくでき、SEO対策としても有効です。
またSNSやホームページなどではアイコン画像・カバー画像・投稿画像などそれぞれに推奨サイズが指定されています。推奨サイズ以下の画像にすると、画像が粗く引き伸ばされた感じになりますので、リサイズはとても重要です。
「文字入れ」することで、印象的で訴求力の高いバナー画像やタイトル画像になります。
文字入れも、トリミングと同じで、サイズやフォント、文字の位置などをどう組み合わせるかでイメージや訴求力が大きく変わってきます。
素敵な画像とそれに合ったキャッチコピーは、イメージに合わせて魅力を伝えることができ、より視覚的な画像になります。
編集ツールの操作方法を覚えたら、訴求力や見やすさの部分にこだわっていくとプロっぽい画像を自分でも作れるようになります。
ここでご紹介するのは、3つの画像編集ツール。機能や特徴をまとめているので、ご自身の環境に合わせたツール選びの参考にしてみてください。
写真編集ツールとして有名な、Photoshopに非常に近い操作感のオンライン写真編集ソフト&アニメーションデザインツールです。
トーンカーブ機能やクロップ機能、リサイズ、切り抜き、明暗調整などの編集機能が充実しているだけではなく、レイヤー操作も可能なため、複雑な画像加工にも対応しています。無料版でも十分な機能を備えています。
PSD (Photoshop)・PXD・JPEG・PNG (透過画像)・webP・SVGなどほとんどの主要画像フォーマットに対応。
特に、Photoshopを使用したいけれど無料ツールを使用したいという方にはオススメの写真編集ツールです。
Pixlrと同じく、ブラウザとアプリの両方で画像の加工や補正、編集、合成などを行うことができる画像編集ツールに、Fotorがあります。
写真編集はもちろん、グラフィックデザインやコラージュの作成も可能。無料版でも十分な機能を備えています。有料のPro版にアップグレードすると、無料版よりも多数のテンプレート等を使用できます。
URL:https://www.canva.com/ja_jp/
おすすめできる無料画像編集ツールの1つがCanvaです。Canvaは、Web上で使用するグラフィックデザインプラットフォームです。ソフトのダウンロードは必要なく、パソコンでもモバイルでも使用できるのが特徴です。
おしゃれなデザインのテンプレートも多数用意されていて、初心者でもストレスを感じることなく、直感的にデザインすることができる無料ツールです。一部、有料(リサイズ機能など)となります。
画像とSEOの関係性についても少しだけ触れたいと思います。
ブログなどの記事作成は頑張っているのに、使用する画像を適当に選んだり、同じ画像ばかり使用していませんか?
実は、この考えは要注意です。
なぜなら、Googleは画像をコンテンツの一部だと認識しているからです。
つまり、画像もSEOに大きく影響しているということを忘れてはいけません。
画像をホームページに掲載する際によく言われていることは、「できるだけオリジナルの画像を使う」ということです。商用無料の画像を利用している方は多いですが、無料の画像はありふれています。SEO観点では オリジナル画像の有意性(Googleでのヒット率)が高まります。
ぜひ画像加工・編集ツールを活用して、テキストを入れるなど、オリジナルの画像を掲載するようにしましょう。
今回紹介したPixlrもFotorやCanvaは、Webサイトにアクセスすれば、専門知識がなくても気軽に使うことができます。直感的な操作で簡単におしゃれなデザインが作成できます。
デザインの仕事が本業ではない方にとって、画像編集や画像加工をするのは少しハードルが高いと感じてしまいます。最近はホームページやSNSを運用する機会も多くなっており、簡単な画像加工を行う機会も多くなりました。
FotorやCanvaのような画像加工・編集ツールは、「無料」と「有料」がありますが、「無料」のままでも十分機能を活かして、画像加工初心者の方でも直感的に操作ができます。
専門スキルがなくても、画像加工・編集を行う機会の多い方はぜひ試してみてください。
オリジナル画像をたくさんホームページやSNSにアップして、歯科医院・クリニックのPRにつなげてください!
そして、ホームページに関するお困りごとがございましたら、当社にご相談ください。
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