Column
コラム
こんにちは。
デンタルサポートWebディレクターの岩坂です。
歯科医院間の競争が激しい今、 自院が選ばれるための情報発信はかかせません。
情報発信のメディアとして 「ホームページ」は最も重要で、競争に勝ち残るには「ホームページの活用」が最大の課題となります。
そこで今回は、集患・増患方法としてホームページの制作を考えている院長先生に、情報発信の重要なポイントについてご紹介したいと思います。
インターネットの普及に伴い、お悩みやお困りごとの解決にはネットを利用した検索が一般的になっています。
クチコミや知人の紹介に頼るしかなかった昔とは違い、患者様はネット検索を利用するため、困っている患者様に刺さる「情報発信」が重要なポイントです。
ホームページで発信する情報として、以下の点を押さえましょう 。
(1)どんなお困りごとに応えられるのか (ニーズ)
(2)自院の強みとは何か (課題解決力)
(3)提供する医療やサービス、技術(環境、設備)
(4)実績(症例写真、具体的な治療方法)
(5)人(顔出し、診療方針、経歴)
患者様のお困りごとをピンポイントに特定するためには、お困りごとを抱える患者様を把握する必要があり、それが第一歩です。
そして、患者様が持つ悩みやニーズを深堀りしていけば、ピンポイントで悩みを解決できる情報につながります。
患者様のために「記事を書く」、「情報を発信する」ということを忘れないようにしましょう。
お困りごとの一例
特定した「お困りごと」に対して、自院の強みを整理していきます。
自院の強みと提供する治療を結びつけていくと考えやすいです。
強みの整理例
強みの裏付けとなる要素には、提案できる治療そのものの精度や治療費、選択肢の豊富さ、説明力、ペインレス(無痛)、ハード面(衛生的・設備)などが挙げられます。
その中で、治療別の特長となる要素を組み込んでいくことが重要です。
実績は症例件数だけでなく、治療した症例が治療の結果、どう改善されたかを伝えることです。
最も伝えやすい方法は「症例写真」を掲載することです。
しかし、掲載にあたり注意が必要です。
2018年6月に厚生労働省により改正・施行された「医療広告ガイドライン」に従い、ホームページの症例写真(術前又は術後の写真)に必要とされる治療内容、費用、主なリスクや副作用等を記載することが必須です。
症例写真の掲載方法については、医療広告ガイドラインと併せて、別の機会に詳しく解説いたします。
人とは、「人気(ひとけ)」のことです。
人の気配という意味ですが、ホームページにおいても、人の気配や親しみやすさが感じられるページの方が好まれます。
院長あいさつに院長先生の写真を掲載するかしないかで、歯科治療をこれから受けたいと思って探しているサイト訪問者にとって印象がまったく違います。
誰しも、どんな先生に治療されるのか、信頼できるのか、治してくれるのかと不安になっています。
治療方針や医院コンセプトを顔写真付きで掲載した方が、メッセージが伝わりやすく親しみやすいので、安心感を与えることにもなります。
「人気(ひとけ)」のあるページは、「人気(にんき)」のあるページとも言われます。
院長先生は恥ずかしがらず、積極的に顔を出してください。
具体的な情報発信の取り組み方は次の通りです。
①患者様のお困りごとやお悩み、ニーズを把握する
②お困りごとなどを解消する情報を、ホームページ・ブログに追加する
このような流れで構築していくと良いでしょう。
正しくホームページを活用すれば、次第に他医院との差別化が図れるはずです。
歯科医院でホームページを作ろうとお考えの方、また医院情報発信の参考となれば幸いです。
デンタルサポートでは歯科医院のホームページ制作をサポートいたします。
ホームページの制作でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
Web制作サービスについてはこちら
訪問歯科診療サポートのパイオニアであるデンタルサポートが発行する、歯科医院経営者のためのメールマガジンです。
訪問歯科診療サポート現場における成功事例や、業界最新情報を配信いたします。ぜひご登録ください。