Column
コラム
こんにちは。デンタルサポート訪問サポート担当の野田です。
私は地方エリアでの現場サポートや訪問先営業など、訪問歯科診療の支援業務全般に携わっています。
訪問歯科診療に関するお悩みから問題点を分析し、課題解決のヒントをお伝えします。
訪問歯科診療の拡充において、施設を訪問先として確保することは非常に重要です。
多くの施設では、近隣や関係の深い歯科医院を協力医療機関として設定し、連携体制を整えています。
しかし、協力歯科医院でなくても施設で集患ができている歯科医院があります。
そこで今回は「協力歯科医院でなくても、患者一人から患者数を増やす方法」について成功事例をもとに解説します。
目次
施設で患者様を増やす方法として、以下の2つがあります。
これらの方法は施設の協力が不可欠であり、信頼関係を築けていることが大前提です。
施設職員との信頼関係を築くためには、コミュニケーションが重要です。
ここでは、施設との信頼関係を築くポイントとテクニックを紹介します。
最も重要なのが歯科医師や訪問スタッフの印象です。
「ご挨拶」「患者様への配慮」「明るく元気な対応」ができる歯科医院は好印象です。
協力歯科医院ではない場合は、施設職員が相談しやすい環境を整えることが重要になります。
施設職員が自分から歯科医師に時間をとってもらうことは、なかなかハードルが高いことです。
施設職員の疑問や不安には迅速に対応し、サポートする姿勢を示しましょう。
これらのテクニックにより、気軽に相談できる歯科医院や機会がなく困っていたことや施設としての要望も聞くことができ、訪問歯科としての信頼関係が深化します。
施設への加算協力は行っていますか?
デンタルサポートのアンケート調査によると、介護施設の加算協力をしていない歯科医院は58.1%と半数を超えています。
当社のヒアリングでも、施設から要望があるにも関わらず、加算協力を行なっていない協力歯科医院が多いように感じています。
そこで、介護施設への加算協力を積極的に行うことで施設のニーズに応えることができます。
施設にとって、医科・歯科などと協力体制を強化することは、利用者様の健康状態を把握できるメリットがあり、結果として訪問歯科診療の利用を推進できます。
多忙な施設職員が手間取らないように、誰でもわかりやすい申し込み方法を整備する必要があります。
なぜなら、施設が訪問歯科診療の依頼に消極的な理由として「どこの歯科医院に依頼すればいいのか」「新規依頼するのに必要な情報がわからない」など、依頼(申し込み)方法のわかりにくさが挙げられることが多いからです。
歯科医院として、受付オペレーションを整え、スタッフ全員が対応できるようにしておきましょう。
施設職員が安心して患者を紹介できるように、診療内容や急患対応などを明確に伝えておきましょう。
今回は「協力歯科医院ではない歯科医院が、患者1人からできる集患方法」を紹介しました。
事例のように施設職員との信頼関係を築くことができれば、施設職員からの紹介や協力によって患者を増やすことが期待できます。
デンタルサポートではオペレーション設定のために必要なノウハウやスタッフ全員に浸透させるための勉強会を開催しています。
無料相談会も随時行っていますので、ぜひご活用ください。
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