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訪問歯科診療 公開日:2022/09/28

評価される歯科医院が実践する「訪問歯科診療」の5つの基本ポイント

評価される歯科医院が実践する「訪問歯科診療」の5つの基本ポイント

こんにちは、デンタルサポートの木下です。
訪問歯科診療サポート業務に携わって20年。
北海道・東北・関東・関西・九州で訪問歯科サポート業務を行い、累計4,000回以上の現場経験から感じたことをご紹介したいと思います。

訪問歯科診療をはじめた歯科医院からご相談をいただくことがあります。

  • 訪問歯科診療を始めたが患者様が増えない
  • ご家族からの問い合わせやクレームが多い
  • 施設との関係が希薄に感じる

このようなお悩みごとに心当たりはありませんか?
今回は患者様や施設に評価される歯科医院が取り入れている、基本的なポイントをご紹介します。

分かりやすい訪問歯科診療の申し込み方法

ホームページに訪問歯科診療専用ページなどが設けてありますか?
申込書や診療のための必要事項が分かりやすく表示されていれば、訪問歯科診療を考えている患者様の負担を軽減でき、他の歯科医院への流出も防げます。
訪問歯科診療の受付方法がスタッフ間でしっかりと統一されていることも大切です。

明確な治療方針

治療方針は患者様だけではなく、ご家族(キーパーソン)のご理解と承諾が必要です。治療の変更や追加がある場合もその都度、患者様とご家族に承諾を得る必要があります。
治療方針に伴う診療期間と費用の目安も明確にお伝えしましょう。後でトラブルにならないよう、口頭ではなくイラストなどが入った書面で分かりやすく説明することをおすすめします。

患者様に寄り添う対応

まずは患者様に慕われる歯科医師になるよう心がけましょう。
会話をする時は目線の高さを合わせます。患者様の好きなことを話題にするとコミュニケーションをとりやすくなります。
患者様とは穏やかに会話し、途中で遮ったり否定したりせず最後まで聞きましょう。そうすることで患者様の満足度が高くなります。

訪問施設へのサービス

口腔ケア指導の勉強会や摂食嚥下機能のリハビリ指導など、口腔内の専門家として積極的にサポートしましょう。口腔内の相談や急患にも柔軟に対応することが必要です。
このような協力は施設の介護算定にもつながり、大変喜ばれます。施設のイベントに参加しコミュニケーションをとることでより良い関係を築くことができます。

柔軟な会計対応

患者様のご家族が高齢の場合、診療のたびに振り込みの手続きをするより、引き落としによる会計が好まれます。他にも一括会計など、先方のご都合や状況に合わせたお支払い方法を選択できると良いでしょう。
請求書を送るときは治療報告書なども同封すると診療進捗が明確になり、ご家族からの信頼も得られます。

まとめ

患者様や施設から評価を得る方法は、難しいことばかりではありません。はじめに挙げたような「患者様が増えない」「施設との関係が希薄に感じる」などお悩みをお持ちの歯科医院は、今回ご紹介した基本的なポイントから取り組んでみてはいかがでしょうか。

また、デンタルサポートでは歯科医院ごとに訪問歯科診療の受付方法や現場対応などの訪問歯科マニュアルの作成、スタッフ教育など多数のサポートプランをご用意しております。併せてご活用ください。

無料相談も行なっております。まずはお気軽にご相談ください。

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