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訪問歯科診療 公開日:2022/08/17

30℃超えたら注意 夏場の訪問診療アドバイス

30℃超えたら注意 夏場の訪問診療アドバイス

こんにちは、デンタルサポートの木下です。
訪問歯科診療サポート業務に携わって20年。
北海道・東北・関東・関西・九州で訪問歯科サポート業務を行い、累計4,000回以上の現場経験から感じたことをご紹介したいと思います。

2022年の夏も全国各地で猛暑が続出しています。
お盆を過ぎても猛暑が続いていますよね。今年は8月後半から9月も、まだ暑さが厳しいという予想もあり、訪問診療をされているクリニックの方々は大変なことと思います。
そこで今回は夏場の訪問歯科診療の注意点についてお伝えしたいと思います。

熱中症予防

水分だけではなく塩分も補給

この時期は熱中症予防としてこまめに水分をとり、塩分補給にも努めましょう。
またイオン飲料、経口補水液、塩分補給タブレット(飴)などの常備をお勧めいたします。

休憩について

患者様の予定が優先となり、スケジュールを詰め込んでしまうと隙間時間での休憩となってしまいます。
スケジュールには休憩時間も組み込み、しっかりと栄養・水分補給をすることが大切です。

ご自宅への訪問は室温に注意

ご高齢の方の中には、冷房は体に悪いと思っている方が多くいらっしゃいます。
またご高齢の方は機能の低下により暑さを感じにくくなっているため、訪問時の室温が高温に感じた場合は、患者様の気持ちを尊重しつつ、注意を促すお声掛けをしましょう。

熱中症の危険を感じた場合など、ご家族、または担当ケアマネージャーに報告が必要なケースもあります。

診療時の注意

水道水の温度

夏場の水道水は高温になっている場合があり、アルジネートや石膏に使用する際には注意が必要です。
あらかじめ冷水を準備しておくか、訪問先で氷をいただき冷水を作って使用するようにします。

歯科材料の高温注意

シリコン印象剤等の材料が高温になり、硬化時間や性能に変化が生じる場合があるため、使用する前に状態を確認します。
歯科材料は特に温度管理に注意しましょう。

駐車時の注意

この時期は、駐車中の車内温度がわずかな時間で一気に高温になります。サンシェードなどを使用し、温度が上がらないように工夫します。

咬合床やアルジネートで印象採取した物は変形の可能性があります。保冷剤や凍らせたペットボトルをクーラーバックに入れて保管するなどもおすすめです。
また、精密機器(ユニットやレントゲンなど)を長時間車内保管すると高温により故障の原因になるので注意が必要です。

窓を数センチ開けておくだけでも車内温度対策になります。

以上、基本的な夏場の注意事項になりますが、訪問先や患者様によって注意すべき点も変わってくることも心得ておきましょう。

デンタルサポートでは現場サポートを行うコーディネーターの同行サービスもございます。
何かお困りごとがありましたらぜひご相談ください。

それでは皆様、まだ続く暑い夏を頑張って乗り切りましょう!

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