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訪問歯科診療 公開日:2022/07/27

認定歯科診療所が年々増加、か強診とは?【か強診のメリット・か強診の届出】

認定歯科診療所が年々増加、か強診とは?【か強診のメリット・か強診の届出】

こんにちは
デンタルサポートの丹澤です。

診療報酬改定もあり、多くの歯科医院様から訪問歯科診療のサポートについてお問い合わせをいただいております。
今回はその中でもご相談が増えました「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(以下:か強診)」についてのお話です。

か強診とは

そもそも『か強診』とは、2016年度の診療報酬改定において新設された「地域包括ケアシステム」の一環。
むし歯や歯周病の重症化を防ぐための定期管理を行う歯科医院を評価する制度です。
2018年では3,834件の届出数でしたが2020年で10,057件、2022年には11,380件と歯科診療所全体の16.7%が認定を受け、年々増加傾向で推移しております。
診療報酬改定ごとに施設基準が見直されているなど、とても注目度の高い制度なのです!

みなさまの歯科医院ではもう届出をされていますか?

か強診のメリット

では何故、注目度が高いのか?
それは、認定されると歯科医院にメリットがあるからです!
まぁ、当たり前なのですが……
今回はその内のひとつ、歯周病安定期治療(SPT)について簡単にご説明いたします。

「全身の健康にもつながる歯周病の安定期治療及び重症化予防治療を更に推進する観点から、歯周病安定期治療(SPTⅠ)及び(SPTⅡ)について、歯科診療の実態を踏まえ、整理・統合し、評価を見直す」とあり、歯周病安定期治療(SPT)へ名称が変更され、SPTⅡの廃止と、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所加算(120点)が新設されました。
また、歯周病安定期治療(SPT)の算定頻度は3カ月に1回ですが、か強診においては「この限りではない」とされ、1カ月に1回の算定が可能なのです。

この改定により『か強診』の届出を検討された先生方も多いのではないでしょうか?

か強診の届出について

メリットがある『か強診』ですが、なぜ届出が歯科診療所全体の16%程度なのか?
確かに届出のためには施設基準の達成が必要ですが、少し不思議ですよね。

何が届出の障害となっているのか、医院様の声を順位別にお伝えします。

第3位:54.1%

過去1年間に「フッ化物歯面塗布処置又は歯科疾患管理料のエナメル質初期う蝕管理加算にあわせて10回以上算定している」こと。

第2位:59.6%

過去1年間に「歯周病安定期治療又は歯周病重症化予防治療をあわせて30回以上算定している」こと。

第1位は72.0%

過去1年間に「歯科訪問診療1若しくは歯科訪問診療2の算定回数又は連携する在宅療養支援歯科診療所1若しくは在宅療養支援歯科診療所2に依頼した歯科訪問診療の回数があわせて5回以上である」こと

多くの先生が訪問診療の実績が足らず、断念されていることがわかりますね。

余談ですが、訪問歯科診療料を算定するのに必要な「歯科訪問診療料の注13に規定する基準(歯訪診)」については、40,163件と全体の約60%の歯科診療所が届出をされています。
ですが、その届出の約70%は訪問歯科診療の実績がない可能性があるといわれています。
訪問歯科診療をサポートしている当社としては残念な結果です。

確かに訪問歯科診療については、「そもそも患者さんがいない」や「どう始めればよいのかわからない」、「外来が忙しく時間を確保できない」など、ご相談をいただきます。
新しく始めるサービスとしては、少しハードルが高く感じるかもしれません。
でも少し待ってください。

私たちは訪問歯科診療の現場に携わる機会も多いのですが、患者様からよく聞く話として、
「今まで通っていた先生は訪問をやっていない」
「できれば、かかりつけの先生に診てもらいたい」
との声を本当によく耳にします。
『か強診』として医院のメリットもありますが、外来に通われていた患者様や地域貢献のためにも、ぜひ、この機会に訪問歯科診療を始めてみてはいかがでしょうか?

デンタルサポートでは、日本全国多くの歯科医院様と提携し、訪問歯科診療のサポートを行なっております。

ご不明な点などございましたら、無料相談も行なっておりますので、お気軽にご相談ください。

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