Column
コラム
デンタルサポート、歯科採用職人の石田です。
院長先生、歯科衛生士の採用でお困りではありませんか?
現在、歯科衛生士の採用市場は非常に厳しい状況にあります。
全国歯科衛生士教育協議会の調査によると、令和6年度卒業生を対象とした求人倍率は23.7倍と過去最高値を記録しました。
この激しい採用競争を乗り越える新たな視点として注目したいのが、豊富な経験を持ちながらもブランクにより復職を検討している「潜在的な歯科衛生士」です。
先日、当社が運営するサービス「Dキャリアプラス」主催のウェビナーにて、歯科衛生士として復職を検討している方々とお話しする機会がありました。そこに寄せられた率直な質問からは、彼女たちが何に不安を感じ、求人票のどこを見て応募先を判断しているのかがリアルに見えてきました。
今回は、その声をヒントに、復職を希望する歯科衛生士を新たな戦力として迎え入れるための具体的な戦略やポイントについて解説します。

「Dキャリアプラス」は、歯科衛生士が資格を活かして生涯現役で活躍し、多様な働き方や成長を実現できるよう、支援に取り組んでいます。
目次
ここでは、ブランクからの復職を希望する歯科衛生士の質問とその背景を紹介します。
多くの方が「何年か現場を離れたら、採用してもらえないのでは…」と不安を抱えています。
ブランク前に一定期間の経験がある方は、基本的なスキルが身についていることが多く、ブランク自体が即座にデメリットになるとは限りません。
一方で、久しぶりの業務に不安を抱える方は少なくありません。入職後1~2か月のオンボーディングやOJTを設けるなど、フォロー体制を整えることが重要です。入職後のフォロー方針を求人票に明記すると、安心材料になります。
※オンボーディング:入職後に仕事・環境に慣れて活躍できるようにする受け入れプロセス。
※OJT(On-the-Job Training):現場での実地指導。
ブランクからの復帰に際し、「手が思うように動くか」「患者様への説明がうまくできるか」などと心配する方は少なくありません。
そこで、求人票に「最初は思い出し期間がある」旨を明記すると、応募の心理的ハードルが下がります。なお、入職後の研修・フォロー方針を具体的に示すと安心につながります(例:診療補助から段階的に業務を戻す、マニュアルを用意するなど)。
子育て中の方は、お迎え時間などの都合でフルタイムが難しいことが多く、「時短希望は印象が悪いのでは」と心配しがちです。
確かに、時短勤務は制約にもなりますが、予約設計や役割設計を見直せば、戦力として活躍してもらえる場合があります(例:午前から午後の早めの時間帯に歯科衛生士枠を集約するなど)。
求人票や面接では、「相談可能な範囲がある」ことを丁寧に伝える姿勢が大切です。
求職者の多くは「入職後に話が違った」というミスマッチを避けたい思いが強く、情報の透明性を重視する傾向があります。そのため、求人票では次の点を明記することが重要です。
・ 復職希望者が感じやすい不安(例:ブランクの評価、勤務時間の調整、技術面の心配、情報不足など)を理解し、事前に言葉にして伝える。 ・ 受け入れ体制として、オンボーディング、柔軟な勤務・役割設計、段階的な研修、OJTなどの取り組みを、医院の方針としてわかりやすくアピールすることが大切である。
「即戦力でないなら採用したくない」という院長先生の感覚は自然です。しかし、復職を希望する歯科衛生士は、ブランク前に確かな経験があるため、環境と立ち上がりの設計が合えば、再び戦力として活躍しやすい人材です。また、最初は時短やパートからでも、ライフステージの変化に応じてフルタイム勤務へ移行できる可能性もあります。
「歯科衛生士を採用できず、診療体制が組めない」状況と「条件に工夫は必要でも、歯科衛生士を確保できる」状況とでは、医院経営への影響が大きく異なります。
採用の入口を広げる現実的な一手として、復職を希望する歯科衛生士を採用ターゲットに含めてみてはいかがでしょうか。
デンタルサポートは、全国の歯科医院を対象に、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手などの採用支援を行なっています。
中でも、求人票の改善と応募導線の設計は、限られた採用予算でも着実な成果につながりやすい施策です。
「誰に何をどう伝えるべきか」「どこまで情報を開示すべきか」「自院の体制で、現実的なオンボーディング(受け入れ)をどう組むか」など、貴院の状況に合わせた具体的な戦略を整理したい場合は、ぜひ無料相談をご活用ください。
デンタルサポートの「求人掲載代行サービス」は、歯科採用のプロが、画像の選定やスタッフの声、訴求ポイントなどの細かな部分まで丁寧にブラッシュアップします。これにより、「応募が集まる求人票」の掲載を実現します。
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