Column
コラム
こんにちは。デンタルサポート 歯科採用職人の石田です。
2026年がスタートし、早くも3週間が経過しました。先生の医院では、十分な人員体制で診療をスタートできていますか。
もし今、「求人を出しているのに応募が来ない」といった課題を感じているなら、これからお伝えするヒントを状況の改善に役立てていただければ幸いです。
今回は、歯科医院専門の採用コンサルタントとして数多くのご相談の中で見えてきた「採用市場の変化」と多くの医院が陥っている「認識のズレ」について解説します。
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目次
昨年2025年に当社に寄せられたご相談の中で圧倒的に多いのが、「求人媒体に掲載しても応募が来ない」というお悩みです。
採用難に悩む多くの医院が、最初の「応募を集める」段階でつまずいています。その原因は、急激な「市場の変化」に対し、医院の発信内容に「ズレ」が生じている点にあります。しかし、この「ズレ」に気づかないまま、同じ求人を出し続けて苦戦されているケースが非常に多いのです。
具体的にどのような「変化」と「ズレ」が起きているのか、3つのポイントを解説します。
「ジョブメドレー」や「グッピー」などの主要求人サイトでは、求人ページのクオリティに大きな差が出ています。特に「トップ画像」に、プロによって作りこまれたデザインや画像を使用する医院が急増しました。
この変化の背景にあるのが、求職者の「仕事の探し方」の変化です。今の求職者の大半は、スマホの小さな画面で求人をスクロールしながら仕事を探しています。そのため、読むことよりも「直感的なビジュアル」で判断する傾向が強まりました。したがって、古い写真や雰囲気が伝わらない画像では、スルーされてしまいます。
この「求職者の視覚的な期待値とのズレ」こそが、求人が閲覧されない最大の原因なのです。
歯科衛生士採用では、月給相場が上昇傾向にあり、特に首都圏の多くの医院では月給30万~35万円程度がほぼ標準化しています(※当社支援実績に基づく)。
医院側が「高い給与を出せば応募が来る」と考えていても、求職者にとっては、すでに「高給与は当たり前」という認識に変わっています。
この「認識のズレ」により、給与額のみをアピールしても差別化はできず、反応が得られにくくなっています。
給与条件が横並びになった今、求職者の関心は「終業時間」と「残業時間」へ大きく変化しています。特に18時台など、早い時間に終業できる勤務体系に人気が集中しています。
また、「固定残業代(みなし残業代)」の設定にも注意が必要です。制度自体に問題はありませんが、現在の求職者は長時間労働に対して非常に敏感です。「残業が常態化しているのではないか」という不信感を持たれやすくなります。
ここでも「医院側の意図と求職者の受け取り方とのズレ」が生じ、応募を躊躇させる原因となっています。
これらの「市場の変化」に対応し、「認識のズレ」を埋めるためには、単なる条件改善ではなく「戦略」が必要です。
給与は、近隣の競合医院の条件を詳細にリサーチし、「求職者にとって魅力的に映る給与ライン」を見極めることが重要です。
具体的には、エリア内で「上位〇%」の位置を狙うといったマーケティングの視点が必要です。
「月給25万~50万」のように給与幅が広すぎると、求職者は「よく書いてあるけれど、実際は下限の25万円からのスタートだろう」と受け取り、不信感を抱きます。
重要なのは、求職者に「自分はいくらいただけるのか」を明確にイメージさせ、疑念を払拭して応募への安心感につなげることです。
求人のトップ画像は医院の顔です。トップ画像だけで応募するかどうかを決める求職者もいるため、必ず力を注ぎたいところです。
ここでAI画像やフリー素材を使用するのは避けましょう。「きれいに見せたい」という医院側の意図が、逆に「本当の医院の雰囲気が見えない」というマイナスイメージ(ズレ)として伝わってしまうからです。
実際のスタッフが働く自然な表情や医院の雰囲気が伝わる写真を使用することで、求職者の信頼獲得につながります。
また、トップ画像内に「医院で働くメリット」を目立つテキストでデザインすれば、多くの情報を伝えることができます。
ここまで、2026年の歯科採用市場における「変化」とそこで生じがちな「ズレ」、その対策のポイントをお伝えしました。
しかし、実際に「自院のエリアで適切な給与設定はいくらか」「自院の強みを写真や文章でどう表現するか」は、地域性や医院の状況によって異なります。これらを誤ったまま求人を出し続けることは、広告費の無駄になりかねません。
デンタルサポートは、歯科医院専門の採用コンサルティングとして、貴院のエリア分析に基づいた「応募が来る採用戦略」をご提案します。
「自院の適正な給与相場を知りたい」「求人票のどこを直せばいいか診断してほしい」など、現状の課題整理からでもかまいません。採用活動を成功へと導くために、ぜひ一度無料相談をご活用ください。
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