Column

採用・求人 公開日:2024/11/20

歯科医院の応募獲得への近道は他院との求人票の「差別化」にあり! ~すぐに実践できる求職者のハートを掴むポイント~

歯科医院の応募獲得への近道は他院との求人票の「差別化」にあり! ~すぐに実践できる求職者のハートを掴むポイント~

こんにちは。デンタルサポート 歯科採用職人の石田です。
当社は、採用業務の初心者に向けて、歯科医院の採用力向上に役立つ情報発信を行っています。
採用活動に苦戦している歯科医院が陥りやすい問題点を解消するためのヒントを提供します。

今回のテーマは「応募が来る求人票の作り方」についてです。
院長先生や採用業務担当の方から「時間と手間をかけて求人票を作成したにもかかわらず、全く応募がない」というご相談を大変多くいただいています。
応募がない理由はズバリ、下記の①もしくは②のどちらかの可能性が高いです。
①クオリティが低いので求職者の目に留まらない
②他医院の魅力に負けている

歯科採用職人 WEB面談形式の無料相談はこちら

求人票のクオリティと魅力をアップするポイント

求人票のクオリティ(魅力)を上げるために最も注力すべきポイントは3つあります。

  1. 訴求ポイント
  2. 画像
  3. スタッフの声

上の3つのポイントをしっかりと作りこんでいくためには「どの職種」の「どんな人」を採用したいのかという「ターゲット像」が重要になります。
この「ターゲット像」が曖昧だと、3つのポイントの作りこみも曖昧になってしまい、求人のクオリティは一向に上がってこないようになります。

応募が来る歯科医院の求人票1:訴求ポイントの書き方

ここでは「卒後3年以内の若手歯科医師」の募集をイメージして解説していきます。

若手歯科医師が求める「学べる環境」を提供する

「若手歯科医師」が、新しい職場を探す際に最も重視するポイントの一つが「学べる環境」です。
このため、求人票には具体的な学びの機会を明示することが重要です。

  • ○○に登壇や執筆もする〇〇分野の先駆者である院長から学べます。
  • 〇ヵ月間はマンツーマンで指導します。
  • 院内研修や外部セミナーの参加支援
  • 学会参加の補助
  • 定期的な勉強会の開催 など

上記のように、経験豊富な院長や先輩歯科医師からの指導や、最新の治療技術を学べる環境が整っていることを強調することで、成長の機会が豊富にあることをアピールできます

1年後、2年後の成長を具体的に示す

求職者が応募を決める際に重要な要素の一つが、将来の成長の見通しです。
具体的に1年後や2年後の成長度合いを示すことで、求職者に対して明確なビジョンを提供することができます。
そこで、求人票のキャッチコピーやアピール文の冒頭に成長意欲を掻き立てるようなワードを埋め込むことをオススメしています。

  • 当院で働けば2年でインプラント30症例をお約束します。
  • 当院で働けば1年で難抜歯ができるようにしてみせます。

上記はとても極端な例ですが、ここまではっきりと1年後や2年後の自分の姿が想像できると非常に訴求力があります。
矯正歯科や一般的な保険診療の分野でも、成長を具体的にコミットするキーワードを盛り込むことで、求職者に対して強い訴求力を与えることができます

給与や休日、通勤のイメージを具体的に提示する

新しい職場を探す際の条件で「給与」「休日」「通勤距離(時間)」は代表的なものです。
これらの情報を明確に提示することで、求職者が応募しやすくなります。

  1. 給与:歩合制の有無や設定、ボーナスや昇給の実績、退職金制度の有無なども詳しく記載することが望ましいです。
  2. 休日:年間休日数や休暇制度(有給休暇、夏季休暇、年末年始休暇など)、祝日の振替え有無について具体的に記載することで、働きやすさをアピールすることができます。
  3. 通勤のイメージ:最寄り駅からの所要時間、自転車通勤や車通勤の可否などを明記することで、求職者は通勤する様子をイメージできるため、不安を解消することができます。

応募が来る歯科医院の求人票2:画像の選び方

求人票のクオリティを高めるためには、画像の選び方が非常に重要です。
応募の有無が「画像の良し悪し」によって大きく左右されることは、すでに何度かご紹介しています。
求職者が職場に求めるものを考慮して、画像を選ぶことが重要です。

求職者が職場に求めるもの1「学び」

前項で「若手歯科医師」の多くが「学び」を求めていることをお伝えしました。
したがって、「卒後3年以内の若手歯科医師」をターゲットにする場合、他の医院よりも多くを学べる環境であることを想像させる画像を選ぶことが求められます。

  • 院長(理事長)のプロフィール画像
  • 院長(理事長)の診療中の様子
  • 院長(理事長)が講義中の様子(講演をされる方であれば)
  • 他医院と比較して優位性がありそうなツール類(マイクロなど)

これらの画像を掲載することで、「学び」に力を入れていることをアピールできます。

求職者が職場に求めるもの2「医院の雰囲気・人間関係」

また、「歯科医院の雰囲気」がわかる画像も必須です。

  • 清潔感がアピールできる医院の外観や診療室
  • 複数のスタッフの笑顔を集合写真 など
求人募集は画像1つで応募率が変わる

●画像の重要性についてはこちら
求人募集は画像1つで応募率が変わる

応募が来る歯科医院の求人票3:スタッフの声を効果的に活用する

実際に勤務しているスタッフから「ここで働くメリット」を聞くことができたら、信頼感や働く意欲がアップすると思いませんか?
スタッフの声は、求職者が職場の雰囲気や働きやすさを把握するために有益な情報源となります。
ここでの注意点は、募集と同じ職種のスタッフから聞いた声であることです。
なぜなら、同じ立場の方の声が最も求職者に刺さりやすいからです。

今回は歯科医師の募集なので、スタッフの声の対象は歯科医師となります。
現役の若手歯科医師の声として「どのように成長しているか」「どのようなサポートを受けているか」などを掲載することで、求職者の興味関心を惹くことが出来て応募意欲を高めることができます
なお、他職種(この場合は歯科衛生士や歯科助手)の声を補足として掲載することには賛成です。

応募が来る求人にスタッフの声は必要か

●スタッフの声を掲載する重要性についてはこちら
求人募集は画像1つで応募率が変わる

まとめ

いかがだったでしょうか。
求職者の目に留まりやすく、さらに興味関心を惹くためには何が必要なのかイメージは沸いたでしょうか?
ポイントを正しく理解していれば、クオリティの高い求人が作れるはずです。
採用業務の経験が浅い方でもすぐに実践ができるポイントをお伝えしましたので、ぜひお試しください。

デンタルサポートの「歯科求人掲載代行サービス」

当社の「歯科求人掲載代行サービス」では、「応募が来る求人の作り方」を熟知した専任スタッフが、積極的に助言や求人作成のサポートを行います。

  1. 求人票の作成から掲載、応募者対応まで一貫してサポートを提供します。
  2. 求人票のクオリティを高めるための画像選定やスタッフの声の収集、訴求ポイントの設定など、細部にわたるサポートを行います。
  3. 求人票の掲載後もフィードバックを行い、必要に応じて改善点を提案することで、最適な求人票を掲載できます。

web面談形式の無料相談を実施中

給与以外の項目が原因で応募がない可能性もありますので、まずは現状をお聞かせください。
募集中の求人を精査し、課題の解決策をご提案します。

\まずは自院の採用力をチェック/

  • 採用サポートサービスについてはこちら
  • 訪問歯科診療サポートはこちら
採用サポートInstagram

歯科医院経営でお悩みの方は、お気軽にお問合せください。

受付時間:月曜日~土曜日 午前9時~午後8時

訪問歯科診療サポートのパイオニアであるデンタルサポートが発行する、歯科医院経営者のためのメールマガジンです。
訪問歯科診療サポート現場における成功事例や、業界最新情報を配信いたします。ぜひご登録ください。

無料相談はこちら