Column
コラム
こんにちは。デンタルサポート 歯科採用職人の石田です。
当社は、採用業務の初心者に向けて、歯科医院の採用力向上に役立つ情報発信を行っています。
採用活動に苦戦している歯科医院が陥りやすい問題点を解消するためのヒントを提供します。
今回のテーマは「応募が来る求人票の作り方」についてです。
院長先生や採用業務担当の方から「時間と手間をかけて求人票を作成したにもかかわらず、全く応募がない」というご相談を大変多くいただいています。
応募がない理由はズバリ、下記の①もしくは②のどちらかの可能性が高いです。
①クオリティが低いので求職者の目に留まらない
②他医院の魅力に負けている
目次
求人票のクオリティ(魅力)を上げるために最も注力すべきポイントは3つあります。
上の3つのポイントをしっかりと作りこんでいくためには「どの職種」の「どんな人」を採用したいのかという「ターゲット像」が重要になります。
この「ターゲット像」が曖昧だと、3つのポイントの作りこみも曖昧になってしまい、求人のクオリティは一向に上がってこないようになります。
訴求ポイントは、求職者が新たな職場を探す際に重要視するポイントと自院の強みや特徴をいかにマッチさせ、魅力的に打ち出せるかがカギとなります。
そして、これが一番の差別化のポイントになります。
ここでは「卒後3年以内の若手歯科医師」の募集をイメージして解説していきます。
「若手歯科医師」が、新しい職場を探す際に最も重視するポイントの一つが「学べる環境」です。
このため、求人票には具体的な学びの機会を明示することが重要です。
上記のように、経験豊富な院長や先輩歯科医師からの指導や、最新の治療技術を学べる環境が整っていることを強調することで、成長の機会が豊富にあることをアピールできます。
求職者が応募を決める際に重要な要素の一つが、将来の成長の見通しです。
具体的に1年後や2年後の成長度合いを示すことで、求職者に対して明確なビジョンを提供することができます。
そこで、求人票のキャッチコピーやアピール文の冒頭に成長意欲を掻き立てるようなワードを埋め込むことをオススメしています。
上記はとても極端な例ですが、ここまではっきりと1年後や2年後の自分の姿が想像できると非常に訴求力があります。
矯正歯科や一般的な保険診療の分野でも、成長を具体的にコミットするキーワードを盛り込むことで、求職者に対して強い訴求力を与えることができます。
新しい職場を探す際の条件で「給与」「休日」「通勤距離(時間)」は代表的なものです。
これらの情報を明確に提示することで、求職者が応募しやすくなります。
求人票のクオリティを高めるためには、画像の選び方が非常に重要です。
応募の有無が「画像の良し悪し」によって大きく左右されることは、すでに何度かご紹介しています。
求職者が職場に求めるものを考慮して、画像を選ぶことが重要です。
前項で「若手歯科医師」の多くが「学び」を求めていることをお伝えしました。
したがって、「卒後3年以内の若手歯科医師」をターゲットにする場合、他の医院よりも多くを学べる環境であることを想像させる画像を選ぶことが求められます。
これらの画像を掲載することで、「学び」に力を入れていることをアピールできます。
また、「歯科医院の雰囲気」がわかる画像も必須です。
●画像の重要性についてはこちら
求人募集は画像1つで応募率が変わる
実際に勤務しているスタッフから「ここで働くメリット」を聞くことができたら、信頼感や働く意欲がアップすると思いませんか?
スタッフの声は、求職者が職場の雰囲気や働きやすさを把握するために有益な情報源となります。
ここでの注意点は、募集と同じ職種のスタッフから聞いた声であることです。
なぜなら、同じ立場の方の声が最も求職者に刺さりやすいからです。
今回は歯科医師の募集なので、スタッフの声の対象は歯科医師となります。
現役の若手歯科医師の声として「どのように成長しているか」「どのようなサポートを受けているか」などを掲載することで、求職者の興味関心を惹くことが出来て応募意欲を高めることができます。
なお、他職種(この場合は歯科衛生士や歯科助手)の声を補足として掲載することには賛成です。
●スタッフの声を掲載する重要性についてはこちら
求人募集は画像1つで応募率が変わる
いかがだったでしょうか。
求職者の目に留まりやすく、さらに興味関心を惹くためには何が必要なのかイメージは沸いたでしょうか?
ポイントを正しく理解していれば、クオリティの高い求人が作れるはずです。
採用業務の経験が浅い方でもすぐに実践ができるポイントをお伝えしましたので、ぜひお試しください。
当社の「歯科求人掲載代行サービス」では、「応募が来る求人の作り方」を熟知した専任スタッフが、積極的に助言や求人作成のサポートを行います。
給与以外の項目が原因で応募がない可能性もありますので、まずは現状をお聞かせください。
募集中の求人を精査し、課題の解決策をご提案します。
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