Column
コラム
こんにちは。デンタルサポート株式会社 歯科採用職人の石田です。
今回も採用に苦戦している歯科医院が陥りがちなポイントの解消につながるヒントをご提供します。
歯科医院に採用のお悩みを聞くと、以下の2つが断トツで多いです。
このコラムでは、2番目に多い「面接前に辞退される(面接に来ない)」について、なぜこの問題が発生するのか、実際のサポートをもとに求職者の本音を解説します。
さらに、すぐできる「面接のキャンセルを防ぐ対策」についてもお伝えします。
なお、1番目の応募が少ない(無い)については過去のコラムで解説してしますので、こちらをご覧ください。
目次
多くの院長先生から「苦労を重ねてようやく応募してくれた求職者から、面接をキャンセルされてしまう」という相談を多くいただいています。
求職者は、なぜ面接の約束をキャンセルするのでしょうか。
求職者が歯科医院に伝えた面接キャンセル理由の例がこちら(事前に電話・メールで連絡があったもの)。
前項で挙げたキャンセル理由は、いずれもお断わり時の定型文であり、全てを鵜呑みにしてよいものなのか疑問が残ります。
私は求職者とコミュニケーションをとる機会が多く、就職活動中の本音を聞くことができます。
その結果、以下のような辞退理由があることがわかりました。
①スカウトメールが来たので、よく考えずに面接を組んでしまった
②面接設定までのやりとり(電話やメール)の印象が良くなかった
③歯科医院のHPやインターネットの口コミを見て、印象が悪くなった
本音を順に解説していきます。
「スカウトが届いて舞い上がってしまい、言われるがまま面接の約束をしてしまった」というケースがかなり多いようです。
当然ながら、よく考えずに約束をした歯科医院に対して思い入れが乏しいため、簡単にキャンセルされてしまいます。
「メッセージのやりとりが機械的で冷たい印象を受けたため」「電話をくださった方が横柄だったため」との理由でキャンセルしたという声も少なくありません。
面接日までに念入りに下調べをする方も多いです。
下記のような場合は歯科医院に対してマイナスの印象を持ち、予約をキャンセルしたくなるとのことです。
「他で採用が決まったための辞退」は、応募から面接実施までの日数をできるだけ短くすることで防止できるかもしれません。
現在の超売手市場となっている歯科の採用においては「スピード感」は非常に重要なポイントです。
日数が空いてしまうと、求職者はその間に多数の歯科医院からスカウトを受け、選考に進んでしまいます。
応募の翌日や2日後での面接設定は大げさではなく当たり前という認識を持っていただき、最短での日程調整を心がけてみてください。
面接確約の連絡だけで終わりにしていませんか。
前日に確認連絡することはマストと認識していただいた方がよいでしょう。
持ち物や目印となる建物、入り口(スタッフ通用口がある場合)、駐車場(駐輪場)の案内など、初めて来院する求職者の不安を少しでもとり除く配慮が求められます。
面接を設定してから数日空いてしまう場合には「少しお時間が空きましたが、スケジュールに問題ないですか」など気遣う連絡を入れてみるのも有効です。
このような連絡にお返事が無い方は、無断キャンセルになる確率が非常に高くなります。
求職者の大半が、ホームページやGoogleの口コミは最低限チェックするとのことです。
「診療時間などの情報が古いままになっていないか」「ネガティブな口コミがないか」など、公開されている医院の情報には目を配り定期的に確認と改善を実施しましょう。
このように面接キャンセルは原因を正確に把握することで、未然に防ぐことが可能です。
キャンセルを減らし、面接機会を最大化することにより、採用成功率が飛躍的に向上します。
当社の「求人掲載代行サービス」では、この知識とノウハウをもとに、最適な採用活動を実現するためアドバイスを提供し、採用の成功をサポートします。
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給与以外の項目が原因で応募がない可能性もありますので、まずは現状をお聞かせください。
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