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採用・求人 公開日:2024/02/14

歯科採用職人が実践する採用率がアップする面接方法

歯科採用職人が実践する採用率がアップする面接方法

こんにちは。
デンタルサポートの採用サポート担当 石田です。
採用サポートを行う中で、「面接後の辞退者が多い」というご相談を多くいただくようになってきました。
そこで、「歯科採用職人」が実践してきた面接方法と重視するポイントをご紹介します。


今どきの面接官の心構え

まずはじめに、面接は「医院側が求職者を見極めるための機会」と思って臨んではいませんか?
もし、そうだとしたら大きな問題です。
「見極めてやる」という姿勢はどうしても言動に現れてしまうものです。
そのため、院長(面接官)の態度や配慮に欠けた言動よって、求職者が不満や不安を感じて辞退につながってしまうことが多いようです。

今や歯科衛生士・歯科助手は「超が付く」程の売り手市場です。
実際に歯科衛生士が転職サイトに登録すると、1週間足らずで50件~100件ものスカウトメールが届くと言われています。

求職者は数多の歯科医院から、給与などの待遇や院長(面接官)やスタッフの印象や雰囲気などを総合的に判断して、一番条件が良い(自分の条件と合致する)歯科医院を選んでいるのです。

面接は歯科医院と求職者、お互いが対等に見極めをする場であることを認識したうえで面接に臨みましょう。

歯科採用職人がオススメする「面接方法」

前項では、面接はお互いが対等に見極めをする場であることをお伝えしました。
では、求職者に好印象を抱いてもらうためにはどのようにすればよいのでしょうか。
面接の流れとともに歯科採用職人が面接の必勝法を解説します。

あいさつ

第一印象が大事です。
求職者が来院したら、笑顔で挨拶をしましょう。
どんな第一印象を与えるかで内定承諾率(辞退率)が大きく左右されます。

【NG例】
  1. 院長が威厳を見せるために真顔で応対する
    •  求職者の多くは女性です。
      男性の真顔は、男性が思っている以上に女性に圧迫感や緊張感を与えます。
  2. スタッフがあいさつをしない
    •  顔を合わせたスタッフが一人でも、あいさつをしなかったり、素っ気ない態度を取ったりしてしまうと「歓迎されてないんだ…」と思わせてしまいます。
      面接がある日は、スタッフ全員に事前に伝え、丁寧に対応するよう協力を依頼しておきましょう。

院内の見学

「面接と見学はどちらを先に行うべきか」とよく相談を受けます。
そこでオススメしたいのが、面接の30分ほど前に見学をしてもらってから、面接に移行する流れです。

面接後に見学すると、求職者は「長居は迷惑かもしれない」、もしくは緊張状態から「早くこの場から去りたい」といった気持ちになりやすくなります。
結果として、短時間で切り上げてしまうことになり、十分な確認やコミュニケーションを取る機会を失ってしまいます。

見学からスタートするメリット

見学からスタートしたい理由は大きく3つあります。

メリット1 求職者の過度な緊張をほぐす

医院の雰囲気を少しでも知ることができ、緊張をほぐす効果があります。
どんな求職者も面接時は、少なからず緊張状態にあるものです。
緊張状態のままだと、その方が持っているキャラクターや笑顔(表情)、考え方を知ることなく面接時間を過ごすことにもなりかねません。
非常にもったいないので避けたいです。

メリット2 面接での質問が出やすくなる

先に院内を見学することで、設備や業務内容に対する疑問も生まれやすくなります。
「面接の時に聞こう」を多く発生させることで、質疑応答が盛り上がり、理解が深ることで、ミスマッチの防止につながります。

メリット3 スタッフの雰囲気がわかる

スタッフの様子を見たり、言葉を交わしたりすることで、医院の雰囲気を感じ取ってもらうことができます。
ここでプラスの印象を与えることで採用率もアップが見込めます。
さらに、スタッフの求職者に対する印象を考慮することで、既存スタッフとの相性の良し悪しも判断材料にすることができます。

エントリーシートの記入

面接を始める前に、オススメしているのは、その場でエントリーシートやアンケートを書いてもらうことです。
以下のような求職者の現状や希望について簡単に回答できるものを中心に用意します。

  • いつから勤務開始できますか?
  • 希望給与はいくらですか?(前職給与は?)
  • 最寄駅はどこですか?
  • 通勤方法と所要時間は?

(流れ)面接をする部屋へ案内し、履歴書などを回収した後、エントリーシート(アンケート)に回答してもらいます(所要時間10~15分程度)。
その間、面接官は別室で履歴書などを確認し、質問をまとめましょう。

面接

いよいよ、面接の進め方に入っていきます。
どのように面接を行えば、求職者に「ここで働きたい」と思ってもらうことができるのでしょうか。

雑談力が勝負の分かれ目

見学で医院の雰囲気に慣れたとしても、いざ面接となると再び緊張することでしょう。
すぐに本題に入らず、雑談からはじめて緊張をほぐしてあげてください。
履歴書の趣味・特技、天気、休日の過ごし方など、気楽な話題がいいでしょう。
宗教や政治など個人の思想に関わる話題はNGです。

ある院長先生は「ジブリ映画で一番好きな作品は何ですか?」と質問をするそうです。
この質問だと求職者のほとんどが回答をしてくれるそうです。
もし質問探しに困るようでしたらお試しください。

医院や業務についての説明

雑談で場が和んだら、募集に関する説明をしましょう。

  • 歯科医院の特徴や目指す方向性
  • 業務の範囲や内容
  • 就業時間や福利厚生
  • 求める能力や期待値 など

求職者への質問

エントリーシート(アンケート)や履歴書などに書かれた内容について、確認をしていくように進行するとスムーズです。
能力・スキルについては、「何を担当してきたか」「どれくらいに頻度で実施したか」「得意や不得意はあるか」など、最低限確認しておきましょう。

面接で聞いておきたいオススメの質問

勤務先を選ぶときに重視するポイントの優先順位1~3位を聞きましょう。
求職者の優先順位を把握できていると、採用に向けた条件交渉が的確になります。
ただし、お給料が一番とはなかなか伝えにくいものです。
本音では一番は給与だと考えておいた方がいいでしょう。

※回答に困るようならば、具体例を出して質問をすると答えやすくなります。
「人によって勤務先を選ぶときに重視するポイントは異なると思います。例えば「お給料」「通いやすさ」「仕事のやりがい」「帰宅時間」「人間関係」などがあると思いますがいかがですか?」など

求職者からの質問

こちらの質問が終わったら、応募者からの質問を受け付けてください。
ここでの回答は、具体例を出すなどしてわかりやすさを重視しましょう。
応募者の疑問や不安を解決でき、ミスマッチを防ぐ効果も期待できます。
ここで質問が出ない場合は「関心度が低く辞退になる可能性が高い」でしょう。

選考スケジュールの説明

選考スケジュールや今後の流れなどの伝達と確認を行います。

  • 入職可能日
  • 勤務体制やシフト
  • 合否連絡までの所要日数 など

応募者が複数の選考を受けているケースも多いため、選考結果をいつまでに、どのように連絡するかを明確に伝えるようにしましょう。

最後に、面接を受けてくれたことへのお礼の挨拶を行い、面接を終了します。
できれば医院を出るところまで丁寧にお見送りをしていただけると、好印象を与えることができるでしょう。

要チェックポイント 2点

服装・身だしなみ

  • 面接の場に相応な服装か(スーツやそれに準ずるもの)
  • 服に目立つしわや汚れがないか
  • 頭髪はカラーを含め、手入れがされているか

清潔感が乏しい身だしなみの方は、患者様と接する機会が多い職場である点を考慮すると採用は厳しいと思われます。

※ヘアカラーやネイルなどは歯科医院によって規定が異なりますので、求人情報に明記しておくことをおススメします。

相手の顔や目を見て会話ができるか

ずばり、最も大事な確認ポイントが「相手の顔や目を見て会話ができるか」になります。
これができない方は、対人コミュニケーションを苦手としているケースが多いです。
歯科医院という職場は、個性さまざまな患者様と接する機会が多いです。
また、スタッフ間のコミュニケーションエラーが原因の退職も多いことから、細心の注意を払いたいところです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
どの項目も簡単に実践できるものばかりです。
ぜひ、参考にしていただけたら幸いです。

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  • 他の業者に条件が悪いと言われ断られた
  • これで応募が来るならば、採用力診断をしてみたい
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歯科医院のこのようなお悩みに寄り添い、改善提案をいたします。

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  • 応募者との問い合わせや面接日程調整の代行

その他、既存スタッフへのインタビューをもとに求人情報を作成することで、医院の魅力を可視化できるというメリットもあります。

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