Column
コラム
こんにちは。
デンタルサポート専属講師の城(しろ)です。
6月の「歯と口の健康週間(6月4~10日)」、2022年の標語は「いただきます 人生100年 歯と共に」です。
日本歯科医師会では8020運動の次なるステップとして、歯周病等の重症化を防ぎ、8020達成者を増やし、健康長寿社会を目指すことを目標としています。
このようなことからも、これからのスキルアップには超高齢社会に対応したさまざまな知識が必要になってきます。
そこで、デンタルサポートでは「健康寿命の延伸に必要な知識を普及啓発できる歯科衛生士を育成」することを目的とした認定制度「DSアカデミー」を展開しています。
豊富な訪問歯科診療の実績から培った「口腔ケアと摂食嚥下」に関わる知識を多くの歯科衛生士へ共有しています。要介護高齢者の口腔ケアや摂食嚥下の評価訓練を行うことができ、多職種連携が図れる歯科衛生士の育成を目的としています。
訪問歯科診療や高齢者へのケアの知識など、訪問歯科診療現場に出られるスタッフへと育成いたします。
「DSアカデミー」には、「訪問口腔ケアコース」「摂食嚥下コース」があり、それぞれのコースに、初級・中級・上級があります。
すべての講座を修了すると認定試験受験が可能になり、認定資格が与えられます。
訪問先の要介護者に対して行う口腔ケアについて系統立てて学ぶことができます。
介護保険制度の居宅療養管理指導について、要介護者の心身の特徴と口腔ケア手技の基本から応用まで、そして、終末期や看取り期、認知症等の口腔ケア困難者に対して、歯科衛生士は何をし、多職種とどう連携を図るべきか、実際の経験を基に学んでいただくことができます。
【受講者の声】
認知症の方への接し方、口腔ケアの必要性など大変勉強になりました。
技術より心のケアが必要という事が再認識できました。ただ、実際に歯周病の治療を行うに際して痛みや苦痛は避けて通れないものではないかとの思いもあります。なるべくご利用者様の苦痛が少しでも軽減できるケア技術を習得したいです。
摂食嚥下は歯科衛生士がかかわる業務です。摂食嚥下の仕組みを理解するうえで、多職種やご家族、ご本人に説明し、今何が起きているかを知り、必要な訓練について理解していただくことが大切です。
問診、嚥下評価の方法から訓練、報告書の作成までを事例を通して系統立てて学ぶことができます。
【受講者の声】
嚥下能力についてどう観察すべきか細かく教えていただきました。
沢山の観察すべき点がありしっかり頭に入れおひとりお一人よく観察してみます。
ご利用者様3名の気になる点をお聞きしました所、対応策のご指導をいただき大変感謝しております。ありがとうございました。
今回ご紹介した、DSアカデミー「訪問口腔ケアコース」「摂食嚥下コース」の中級編を、6月5日に開催いたします。
また、次回の初級編につきましては、8月に開催予定です。
2022年6月5日 DSアカデミー 訪問口腔ケア 中級編
2022年6月5日 DSアカデミー 摂食嚥下 中級編
「DSアカデミー」について、また、スタッフの育成でお悩みの院長先生はお気軽にデンタルサポートまでご相談ください。
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